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【社員インタビュー】様々な技術に触れながら成長を続けるファームウェア エンジニアの挑戦!

今回のInterviewee:
濱地 俊文(はまち としふみ)
所属:ファームウェア エンジニア

まずは、自己紹介をお願いします。

熊本県出身です。九州の真ん中で阿蘇山があるところなんですが、高校まで熊本で育ちました。子どもの時代は冬も半袖でいるような少年で、ずっとサッカーをやっていました。

いつからエンジニアの道に?

大学で情報科学系の学科に入ったのがきっかけです。プログラミングに興味をもったきっかけはゲームだったのですが、コンピューターがどういう仕組みになっているのかにも興味があり、ハードもソフトも学ぶ学科に入学しました。そこでファームウェアという、モノを動かすためのソフトに興味を持ちはじめ、大学に通っているうちに「製品を動かすためのソフトに携わりたい」と思うようになりました。

また、通信系の研究をしていたのですが、そのときにモノ自体が通信機能をもつことの可能性や面白さを感じまして、前職のキヤノンに就職しました。

前職では何をされていたんですか?

通信系のソフトウェア開発をやっていました。キヤノンの開発部隊は本社部門と事業部で別れていて、私は本社部門に所属していました。事業部は直接製品を開発するところ、私が所属していた本社部門というのはどの製品でも使うような共通技術を開発し事業部に技術提供する部門でした。

私が入社した頃は丁度プリンターに無線LANが搭載されはじめた時期でしたので、私はその無線LANだったり、標準の通信プロトコルの部分を担当していました。

転職しようと思ったきっかけは何でしょうか?

徐々にいわゆる大企業的な調整業務や政治的な仕事が増えてきてしまい、そういう仕事は合わないなと思ったんです。自分は管理職のようなキャリアは向かないなと思っていましたし、もっと技術的かつ、生産性のある仕事をしたかったので、転職を考え始めました。ちょうどそのタイミングで、前職の同僚がスマートドライブという会社に転職すると聞き、彼から話を聞いて面白そうだなと思ったのがきっかけです。

スマートドライブではどういった業務をされているのでしょうか

大きく2つありまして、1つは自社製デバイスのファームウェア開発です。もう1つが他社様で作られているドライブレコーダーやGPSトラッカーといった製品を、弊社のプラットフォームに繋ぎこむためのシステム開発をやっています。

他社様の製品を弊社のプラットフォームに繋ぎこむ、とは?

直近でYupiteru製のドライブレコーダーと弊社のクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet」を連携する、というプレス発表もありましたが、製品のファームウェア・通信の仕様というのは、その企業独自の形式になっており、それをそのままの仕様で弊社のプラットフォームにデータを送ることはできませんので、データのフォーマットを変換してあげることが必要です。ドラレコでいうと、映像データで受け取り、それを変換し、弊社のプラットフォームにアップロードする、という処理です。

落としどころを見つけるというか、両社の仕様を満たすよい塩梅の仕様を考える作業が必要になります。

ファームウェア開発の面白さを教えてください。

やはりモノが実際に動いているのが目に見える、というところですね。特に、初めて動いたときが一番楽しいです。ファームウェアって動かすまでが割と大変なところでして、正しく動くための作業を一つ一つを積み上げて初めて、実現したいアプリケーションが動き始めます。地道な作業ですが動いた時は達成感があって楽しいです。

最後に、スマートドライブで働いてよかったなと思うポイントはありますか?

技術的なところにフォーカスできる環境があるというのと、幅広い領域のエンジニアが一か所に集まっていて刺激がある、という点ですね。

スマートドライブにはバックエンド、フロントエンド、アプリ、デザイン等のプロフェッショナルがとても近い存在なので、自分次第でどんどん技術的な幅を広げられます。

大企業だったりすると「こういう事が起きました。調査してください。」で終わってしまうところが、自分が調べるなり担当者に聞くなりして理解しながら進められるので、腑に落ちた状態で開発を進めることができます。

「ファームウェアの開発をしているから、プラットフォーム側は知らなくて良い」ということはないですし、そういった考え方のメンバーはスマートドライブにはいないので、直接担当していなくても、各領域の技術触れる機会はいくらでもあります。これは私としてはかなりお勧めのポイントですね。

また、制度的にもフルフレックス等は私も子どもがいるので何かあったときに活用させてもらっていますし、「会社に行かないと仕事ができない」という縛りがないのもすごく助かっています。

濱地さん、ありがとうございました!

 

 

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