スマートドライブは国内だけでなく、海外出身の社員もチームに溶け込みながら仕事をしています。今回はCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)として働くGunnarに入社のきっかけや業務内容をインタビューしました!
Gunnar Lockwood (以下、ガナー)
最高デザイン責任者(CDO:チーフ・デザイン・オフィサー )
出身地:アメリカ カリフォルニア州
デザイナーとして10年以上にわたってグラフィック、プリント、Web、ハードウェアなどのデザイン、UI/UX、ブランディングなどに携わり、社員第1号として2014年にスマートドライブに入社。ブランド統括としてあらゆるデザインやUI/UXのクオリティを管理。
まずは業務内容を教えてください。
「私は、CDO(チーフ・デザイン・オフィサー)として、プロダクト・Webサイト・印刷物・ハードウェア・展示会のブース・ノベルティなど、会社のブランディングに関わるものすべてのデザインを監修しています。現時点では、スマートドライブの製品やマーケティング活動で必要な制作物の大部分を私が直接デザインしていますが、デザインチームを増員している最中ですので、将来的にはチームのメンバーに任せていければと。
今後はCDOとしてスマートドライブのデザインカルチャーを構築し、新しいデザイナーが仲間になったときに彼らの成長を助け、いつもベストな状態で仕事ができる環境を整えていきたいと思っています」
スマートドライブに入社しようと思ったきっかけは?
「当時、日本でフリーランスで仕事をしていた私に、デザイナーの友人が代表の北川を紹介してくれたことが始まりでした。この時はまだ、北川が会社を立ち上げようとしていたタイミングで。私はそれまで約12年間フリーランスとして働いてきましたが、隣で北川さんが語った今後の方向性や描いているビジョンに対し「この会社は大きな可能性を秘めている」と感じたため、一緒に働くことにしました。実質的には、私がスマートドライブ最初の従業員です。
北川は様々なアイデアに対して非常にオープンで、私が「これはスマートだ」と感じたことに対して徹底的に検討しながらも、時間をかけることなく決定を下します。自信に満ちていながらも謙虚で、思いやりやりがある。それが私から見た彼のイメージですね。
その当時、北川が私に示してくれたビジネスプランは、今のスマートドライブのビジネスとほぼ同じだと思います。そのビジネスプランとは、人々がより安全かつ効果的に車を使用するための、強力でオープンなエコシステムを提供すること。起業から現在に至るまで、着実に、そしてしっかりと、描いていたプランを形作ってきたことがわかります。
彼はまた、明確なビジョンと強い倫理的目的(その一部は交通事故死者の減少を含む)も持ち、そのビジョンに向けて乗り越えるべき課題とそれを解決するための問いを毎日私たち全員に投げかけてくれます。だからこそ、私もチームも真摯に向き合い、一丸となって考えることができるのです」
スマートドライブ 最初の社員だったんですね!実際に働いてみてどうですか?
「私は日本語があまり得意ではありませんが、同僚や仲間たちはその点を理解してくれているので、簡単でわかりやすい言葉でいつも会話をしてくれます。そのため、彼らが伝えたいことはほぼ理解できますし、意思や認識のズレも発生しません。
今の時代、Google翻訳があれば何とかなるかもしれませんが、スマートドライブの仲間はみんな親切であたたかいので、どこの国の言語を話そうともみんながコミュニケーションを取りやすい環境を作ってくれます。それはすごくありがたいことですね。
デザイナーの中には制作途中のデザインを周りに見せたくないという人もいますので、オープンなオフィス環境にはじめは難色を示す方もいるかもしれません。ただ、スマートドライブはデザイナーが制作したクリエティブを尊重してくれますし、デザイナーチームも同僚からのインプットを大事にしています。立場や職種を超えて、お互いを尊重する文化がありますので、誰にとっても安心して働ける環境があるのです。
それに、スマートドライブのメンバーは、単に見かけを美しくすることがデザイナーの役割ではなことも理解しています。共に成功を成し遂げ、喜びを分かち合える職場なので、成功も失敗も含めて一人ひとりが大胆な挑戦ができるのも魅力の1つ。私たちと同じようなマインドを持ったデザイナーであれば、働きやすさもカルチャーもフィットするはずです。デザイナーが働きやすい環境を維持し続けていきたいですね」
なぜ、スマートドライブ はデザイン(UI/UX)にこだわっているのでしょうか?
「法人向け車両管理サービスの『SmartDrive Fleet』を利用される担当者様は、「利用されている車両」「予約されている車両の管理」「メンテナンス情報」「日報情報」「運転手の情報」など、日頃から広範囲の情報を管理しなくてはなりません。そこへさらに、大量のデータを「どうぞ」と渡しても、扱い方がわからずに困惑させてしまうだけ。つまり、データや情報は適切なタイミングで、使いやすい状態に加工して提供することで、初めてお客様にとって有益なものになるのです。
デザインも同じで、お客様にとって必要な情報を分かりやすく見せてあげることが重要です。『SmartDrive Fleet』は、管理者やWebの管理画面で安全運転やリアルタイムでの位置情報を確認する、ドライバーはスマートフォンアプリで日報を入力できるなど、利用者の立場やシーンに応じて使用するデバイスも変わります。だからといってマニュアルをたくさん用意するのではなく、Webもアプリも同じように、誰もが簡単に必要な情報にアクセスしてできるような操作性とデザインにすることを目標にしています。
ただし、インプットとアウトプットの相互作用だけでは有意義な情報提供をしているとは言えません。その情報がなぜ有用であるか、そしてシステム内の他の情報と関連づけてどのように役立つかを結びつけて機能させるべきなんです。一画面で表示させる情報の粒度とオプション機能の数も、表示する機能が多すぎても使いづらいだけですので、全体のバランス感を保つように心かげています。
アクセスログのデータを分析し、お客様の声に傾けていると、デザインにこだわって顧客体験の質を向上させる必要性を改めて認識できます。使いやすいツールを提供することで、利用頻度も上がりますし、有効な活用方法を見出してもらえるようになる。それが結果として交通事故の削減や工数削減に繋がると信じています。
お客様にはデジタルツールに慣れていない方もいらっしゃいますが、スマートドライブのツールを活用することでお客様のやりたい事を簡単に実現できるように、丁寧に導いてあげたいですね」
どんな時にモチベーションあがりますか?
「私はデザインに対して情熱を持って取り組んでいます。ですので、仕事を通じて問題を解決し、価値を提供することができた時はモチベーションが上がりますし、次の段階にチャレンジしたくなります。デザイン分野で新しいスキルやテクニックを習得することも、仕事の質を高め、やる気を出すのに役立っています。
また、プレッシャーやストレスを感じずに働けることは、私にとって非常に重要。ワークライフバランスがしっかりと取れる環境が整っていることも、モチベーションの維持に繋がっていますね」
スマートドライブという会社/事業をみんなにオススメしたいですか?
「もちろんです! スマートドライブのチームの一員になれたことは、私にとってすごくラッキーなこと。この世界から事故や渋滞をなくしていくという壮大な目標に向かいながら、夢中で、かつ快適に仕事ができています。気づいたらもう入社から5年が経ちますが、まだまだやりたいことがたくさんありますね。
仕事だけでなく、家族やプライベートも充実させながらフレキシブルに働きたい人にもとてもオススメな環境ですよ!Come and work with us!」
【インタビュー担当談】
弊社では、CDOのガナーを含め現在2名日本人以外の社員が在籍していますが、今後はグローバル事業も本格的に展開していく中で、社員のDiversity(ダイバーシティ)の強化にも積極的に取り組んでいこうとしています。
ガナーはデザイナーとして設立当初からスマートドライブ の成長を「デザインを通して」支え、ユーザーにとって価値があり、使いやすいものにこだわり続けている姿勢がかっこいいなと思いました。今後もよろしくお願いします!
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