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未経験からSalesforceの管理者への挑戦!セールスオペレーションの仕事とは?

前職の大手企業で様々な業務をこなし、中国でのプロジェクトにも参加した経験を持つ渡辺。スマートドライブ に転職した理由は「事業内容を聞いてビビッときた」から。Salesforceの管理者として営業スタッフが業務を行い易いようにと、自ら目標を設定して資格取得にもチャレンジしています。セールスオペレーションの業務内容や、スマートドライブ の職場環境について話を聞いてきました。

企業研究に打ち込んだ学生時代

簡単に自己紹介をお願いできますか?

生まれも育ちも江戸川区の下町でして、大学生活も東京でした。大学時代は経営学のゼミに打ち込んでいました。そのゼミではグループワークやチームでアウトプットを出すだすことを重視していましたので、毎日チームメンバーで集まってブレストしてました。

例えば、当時mixiがすごい伸びていた時期だったので、mixiの顧客は誰で、提供している価値は何か、そして価値を支えるビジネスの仕組み、といった内容をチームで調査して発表していました。

 

企業研究に没頭していたのですね。ちなみに、趣味はありますか?

趣味は海外旅行です。今はコロナの影響で海外旅行に行けませんが、思いついたら一人で旅行しています。東南アジアに行くことが多いのですが、直近ではスペインのサンセバスチャンに行ってきました。

海外旅行好きの中でも「遺跡が好き」「食事が好き」「アクティビティが好き」などの様々なタイプに分かれると思うのですが、私は「現地の日常を見るのが好き」なんです。あたりまえの日常とか、その街で流行っているものとか、生活風景とか、現地のあたりまえの姿を見るのが好きです。

今思い返すと、学生時代から研究したり観察したりするのが好きなのかもしれないですね。

 

バスクチーズケーキで一躍有名になったスペイン・サンセバスチャンのバル、La Vinaにて。 観光客や常連さんで店内ひしめきあっていた。

日本や中国で様々な業務を学ぶことができた

社会人になってからのキャリアについて教えてください。

新卒でリコージャパン株式会社という、複合機メーカーであるリコーの販売会社に就職しました。リコージャパンは複合機の販売だけではなく、様々なソリューションを提供していまして、ITサービスも販売しますし、オフィス家具やオフィスレイアウトの提案など、オフィスに関わるサービスを幅広く提要していました。様々な角度からお客様の課題解決をお手伝いできるなら、やりがいあるのかなと思って入社しました。

最初に配属されたのはフロント営業でした。その後、専門知識を武器に営業スタッフを支援する専任営業という部署に異動しました。例えば、フロントの営業スタッフがお客様のオフィス家具やレイアウトに関するお困りごとを解決する案件が発生したら、私がアサインされて、商談の支援をしたり、一緒に同行して提案したりしていました。

 

提案資料も作っていたのですか?

提案資料も作っていましたし、営業スタッフが販売しやすいようにチラシも作りました。また、時間を見つけては、単独で営業活動したりと、様々なことに幅広く関わっていましたね。

 

中国にも行っていたとか。

はい。中国の現地法人であるリコーチャイナで日系企業を担当するチームに対し、日本人スタッフによるサポートを行うプロジェクトに参加させていただきました。

このプロジェクトは、日本と中国を行き来しながら営業活動をするプロジェクトでしたので、1年間の約半分を中国の上海で過ごすことに。昔からアジアの国で働きたいと心のどこかで思っていたので、実現できてよかったです。

2015年から2年間滞在しましたが、中国では既にモバイルアプリを使ったタクシー配車や割り勘、出前サービスなどが当たり前に行われており、日本よりも1歩も2歩も先を行くテクノロジーを目の当たりにしたのを覚えています。現地のメンバーと数人で食事をして割り勘するとなったときに、現地の決済アプリが利用できなかったことから、私1人だけ現金で支払いになるという状況がありましたが、現金は逆に面倒だからという理由で支払いを免除されたこともあります(笑)。

こうしたことも含めて、ただ見聞きするだけではなく現地の生活を通して中国の「いま」を知ることができたのも非常に良い経験となりました。

 

ワクワク感に惹かれてスマートドライブへ

リコージャパンでの仕事は楽しくて充実していたのに、転職しようと思ったのはなぜでしょうか?

勤続10年を迎える節目ということもあって、改めて仕事について真剣に自分と向きあって考えたんですね。熟慮した結果、人生って1度しかないし、心からワクワクすることにチャレンジしたい、という気持ちが湧き上がってきましたので、転職活動を始めました。

スマートドライブ以外の企業も選択肢に入れていたのですが、実際に会ってみて事業内容を聞いた時に”ビビッ”と来たのを覚えています。

 

何にビビっと来たんですか?

移動データを扱うビジネスは今までに聞いたことがなかったですし、人や物の移動は今後も増えいくと思いますので、これからの成長分野に関わって仕事ができたら面白そう、というワクワク感に惹かれました。また、海外旅行で訪れたアジアの国々では交通渋滞がひどかったりと移動に関する課題が多いのを目にしてきて、スマートドライブが将来的にグローバルで社会課題を解決できるチャンスがあると思ったんです。

 

大手企業からスタートアップへの転職は怖くなかったですか?

よく聞かれるのですが、事業規模や社員数については全く気になりませんでした。自分自身で選択した結果、うまくいかなくても自分の責任ですので、自分が今やれること精一杯やるだけ。そこは大手もスタートアップも変わらないと思います。

Salesforceのスペシャリストとして資格の取得も!

スマートドライブに転職して、どういった仕事をやっているのか教えてください。

二つありまして、一つ目は営業活動で使う提案書の作成やナレッジの整備。二つ目がSalesforceの管理です。こちらはスマートドライブがSalesforceの導入を開始した直後の2019年6月頃から担当し始めました。当初Salesforceについては全く知識はなかったのですが、自分のスキルアップのために挑戦しようと自ら手を上げたのです。最初の導入・定着は上司の弘中が推進してくれてよいタイミングで管理者のバトンタッチをしてくれたのでとても感謝しています。Salesforceの運用が中々定着しないと悩まれる企業も多い中で、そういうことにあまり悩まされることなく、知識の習得ができる環境にいたのは非常に大きかったです。 

 

Salesforceの管理者とは具体的にどのような事をするのでしょうか?

Webサイトなどからのお問い合わせや、展示会などで頂戴した顧客情報を適切に管理し、常に正しい情報で最新の状態になるように、管理運用をしています。運用を定着させるために、営業スタッフが顧客情報や商談情報を登録しやすいようにしたり、Salesforceに溜まったデータをダッシュボードで可視化して、現在のビジネス状況をチームメンバーの誰でもわかりやすい形で伝える、といったことをしています。

 

未経験から始めたのですよね、慣れるまで大変だったのでは?

そうですね。最初は大変でしたが、オンラインで学べる自己学習素材が揃っていたので、自己学習を頑張ってキャッチアップしました。さらに、コミュニティも活発なので、土曜日にユーザー同士集まって、黙々と勉強する有志の集まりにも積極的に参加しました。こうしたことを続けているうちに徐々に慣れていくことができました。

 

様々な努力をされたのですね。Salesforceの資格も取られたんですよね?

昨年にSalesforceの認定アドミニストレーターという資格をとりました。この資格はSalesforceの管理者となる人が目指す資格で、最低限の基礎を持っていると証明するものです。資格を取得しようと思ったきっかけは、新たな知識を独学で学ぶのもいいですが、漫然と知識を習得するより、わかりやすい目標があった方がモチベーションあがるし、頑張れると思ったからです。

また、弊社が使用しているSales Cloudは営業活動にフォーカスしていますので、より現在の業務に活かせる資格である「Sales Cloud コンサルタント」にもチャレンジし、無事に資格取得することができました。

One Teamで成長していきたい

今後どのようなことに挑戦していきたいですか?

まだまだある小さな不具合や困りごとを日々改善していくことで、さらなる組織拡大にも対応できるオペレーションを作りたいです。営業メンバーが急激に増えたとしても、オペレーションが滞るとビジネスが停滞してしまいます。そうなることなくスムーズな運用ができるような、仕組みの構築を目指しています。

また、提案書や、営業個人で持っているナレッジをシェアできる仕組みやフローも整えて、新しく弊社にジョインした営業の方でもすぐにパフォーマンスを発揮できるようにしたいと思っています。よいサービスをつくっても、売れないと会社は成長しませんので、こうした取り組みを通じて、営業の方にとっての武器を増やす活動にも注力していきます。

 

最後の質問です。スマートドライブのおすすめのポイントは?

何より、一緒に働いている仲間達が最高です!これまでプロフェッショナルとして活躍されてきた方々が集まっているので、色々と教えてくれる先生が周りに沢山いるようです。働いているだけで学びが多い環境というのは、すごくありがたいと思っていて、このような環境で働けて幸せです。また、前向きな方が多いように感じます。当然、悪いところは振り返りますが、チーム一丸となって、1つの目標に向かっていて、One Team感が凄いです。こいったところも好きですね。

 

ありがとうございます。これからもOne Teamで行きましょう!

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