こんにちは、スマートドライブで6月からインターンをしている鎌田です。3月まで新聞記者だった私がなぜスマートドライブでインターンをしているのか?その理由や思いについて、紹介したいと思います。
「大企業との提携を連発する、このスタートアップは何者か-」。スマートドライブを取材していた記者時代に抱いていたこの疑問を解決すべくインターンを志望した。と言ったらかっこよく聞こえますが、そんなジャーナリスティックな考えではありません。まずはスマートドライブとの出会いから説明いたします。
スマートドライブとの出会い
2020年3月、某バイクメーカーとスマートドライブが実施した共同の記者会見と試乗会に参加しました。当時の私は日刊工業新聞の記者として東京都内の中小製造業やスタートアップを中心に取材をしていましたが、スマートドライブのことは知りませんでした。当日参加予定だった記者が会見に出席できないため、代理で参加したのが出会いのきっかけです。転機となったのが、その一か月後の4月。社内の担当替えがあり、私が自動車担当に異動したことです。
その後、スマートドライブを取材するようになり、6月には北川社長をオンラインで取材しました。取材時の北川社長の言葉で「大学院在学中に自動車などモビリティの変化の起点は『データ』と考え、2013年に起業した」という先見の目、さらに「創業当時は肝心なデータが集まらない中でも、しがらみや自動車メーカーの系列がないオープンな基盤を守り抜いてきた」ということが記憶に残っています。
データが重要なこの時代に
私が自動車業界を担当したのは、2020年4月~2021年3月までの1年間でしたが、2020年秋からのカーボンニュートラルに向けた電動化の加速(の方針)などを目にし、その影響を受けるであろうエンジン部品メーカーの危機感を取材を通して実感しました。周知のことですが、自動車業界は100年に一度の大変革期と言われています。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)やMaaS(Mobility as a Service:サービスとしての移動)が加速する中、従来のサプライヤー構造は変化しつつあります。自動車メーカーは既存エンジン部品メーカーではないIT企業などとの提携も急速に進んでいます。
そこで先ほどの北川社長の話を振り返ると「データ起点」、「メーカーのしがらみがないオープンな基盤」。変革期にあるモビリティ業界の中、スマートドライブの将来性を感じ、さらに知りたいと思ったのがインターンを志望した理由の一つです。
約3ヵ月経過して思うこと
インターンでは広報・PR業務を中心に行っています。具体的にはプレスリリース作成補助や7月に行ったオンラインカンファレンス「Mobility Transformation2021」の運営、オウンドメディア向けの記事執筆などです。まだ約3ヵ月のインターンで断片的にしか見えていませんが、社内の意思決定スピードや様々なことに対してのレスポンスが早いこと、社員の方の自主性の高さに驚いています。大企業と比べて社員数が少ないことや中途採用(エキスパート採用)が多いスタートアップの特徴なのかもしれませんが、「今あるリソースの中で最大化する」という意識がすごく感じられ、刺激になっています。
まとめ
私は日刊工業新聞社を2021年3月に退社し、新聞記者という道は外れましたが、関心の中心は「製造業(広く言えば産業界)」と「メディア」です。今後、業界を問わず様々な形でデータ活用が広がる中、スマートドライブでのインターンを通じて「データ基点」の考え方を学びながら、実務として広報・PR業務を習得する。そういったことが自己を高めることにつながるとともに、微力な私の経験や知見をスマートドライブに還元していければと思っています。
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