• facebook
  • twitter
  • rss

「ワーママ」として特別扱いされない働きやすい最高の環境がここにある

引っ込み思案だった彼女を変えたきっかけは英語劇でした。そして、「スマートドライブは子供のいる母親を良い意味で、”ワーママ”扱いしないからこそ働きやすい」と語る理由とは?

Salesforceを中心としたシステムと営業チームのオペレーションを繋ぎ、効率的な業務プロセスを構築するセールスオペレーションチームで働く阿部に話を聞いてきました。

引っ込み思案な自分を変えたミュージカル

簡単に自己紹介をお願いできますか?

神奈川県の綾瀬市で育ちました。厚木の米軍基地の近くで育ちましたので、外国人の方々が近所のスーパーで普通に買い物してるような地域です。ですので、3歳〜12歳までの毎週火曜日は学校が終わったら、米軍基地に行って英語しかない環境でアメリカ人の子どもたちと遊んで過ごしました。

こういったエピソードを紹介すると、活発な子供時代を想像される方が多いのですが、中学生の頃は友達が少なくて、休み時間は本を読んで過ごすみたいなオタク街道まっしぐらな中学時代でした。

 

今からは全然想像がつかないですね!

大学時代はアルティメットという、フリスビーを7対7でやるアメフトとバスケのルールを掛け合わせたようなスポーツを1年くらいやっていました。ただ、私は喘息を持っていまして、苦し過ぎて1年でやめました。そのあと、ワシントン州立大学に短期留学で行ったのですが、そこで出会った彼氏にフラれまして、ムカついた反動で英語劇をやることに。

老舗の英語劇をやる団体がありまして、英語が話せる人も、話せない人も、3ヶ月間は英語でしかコミュニケーションしちゃいけないというルールで集まり、稽古をするんですね。それまでは自分が思っていることを声に出すとか、表現することに対して肯定的ではなかったのですが、みんなの前で自分の思ってることを伝えたり、全身使って表現する、感情を表に出すことって悪いことではない、ということを教えてもらいました。

 

Salesforceを活用した仕組み化でキャリアがひらけた

社会人になってからキャリアについて教えてください。

社会人になってからは、1社目がマニュアル制作会社でアシスタントディレクターとしてプロジェクトの進行管理などをしていました。ただ、とにかくブラックな会社だったので、眠れなくなって、食事も取れなくなってしまいまして転職することに..。

転職先のビズリーチでは最初にSRという電話営業専任のチームに配属され、4ヶ月程ひたすら電話をしていました。その後、法人営業に異動したのですが、目標達成率が2~3%くらいで、とにかく売れない営業だったんです(笑)。なので、5ヶ月くらいしてから営業アシスタントへ移動することになりました。

 

営業アシスタントは肌に合っていたのですか?

合ってなかったですね(笑)。定型業務を安定的に回すことが求められる職種なのですが、決まったことを決まった通りにやるのが、1番クオリティが低いタイプなんです。

工夫して、仕組み化したりするのが得意分野なので、もっと根本的な課題や問題を解決したいと思っていました。自分がこのまま営業アシスタントにいることがしっくりこなく、モヤモヤしていた中、当時のビズリーチの役員や執行役員を含めた8名に1on1を申し込んで「私どうしたらいいですか?」と直接聞いてまわりました。

 

行動力がすごい!

その時のミーティングで、「言われたものだけを”作る”のではなくて、新しいものを”創る”ようにしないと評価はされないよ」「目標設定は上司への評価・育成の要求。評価されたいならば目標を決めて評価・育成を要求をすること」と言っていただいた事は今でも大事にしています。そして、こうしたやりとりをしている中で、「もうちょっと仕組み化を勉強するために、Salesforceの開発をやっているチームのところに弟子入りしてみるのはどうか」という流れに。

とはいえ、急に異動するのではなく、まずは当時の仕事をしながら、Salesforceをつかって業務を仕組み化する方法を学ぶことになりました。100時間くらいのSalesforceのトレーニングのプログラムを渡されて、「1ヶ月くらいで終わらせて」といわれたのですが、ガッツで二週間で終わらせ、基本的な開発の仕方を覚えました。そして、自分の身の回りに散在しているオペレーション上の課題をSalesforceを使って解決していくことで、実績を沢山積むことができ、正式にBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)という部署に異動しました。この部署では3年ほど働いていたのですが、BPRでの仕事が私に合っていたようで、多様な業務改善の経験を積ませてもらい一気に成長することができたと思っています。

 

「ワーママ」として特別扱いされないからこそ働きやすい

仕事が楽しいと毎日幸せですよね。そんな中、なぜスマートドライブに転職されたのですか?

子供が産まれたことが1つの転機ですね。ビズリーチはいい会社ですし、今でも好きな会社ですが、独身で子供がいなくて、バリバリ働ける若手メンバーもたくさんいるので、そのような環境の中、子供がいる私に対して自ら『ワーママ』というレッテルを貼り「子供いるけど仕事頑張りますから」というのを一生懸命に表明して、そのレッテルを超える働きをしないといけない、というプレッシャーを抱えながら働くことになってしまって。

同時に周囲も「子供のいる母親」に対して慣れていなくって、妙に気を使ってもらうようになってしまって、コミュニケーションが噛み合わなくなってきました。

また、会社が拡大してきたので仕方ないのですが、大きな組織の弊害も徐々にでてきました。やろうとしていることが、組織間をまたいでいるとなかなか実行できない状況になってきまして...。私は組織を跨いで仕組み化することが得意だったので、私の強みを活かせるフェーズではなくなってきた、というのも転職しようと思った理由です。

 

スマートドライブ に入社してみていかがですか?

めちゃめちゃ働きやすいです!子供がいる、ということがただ単に「北海道出身です」「三人兄弟の次男です」くらいのステータスと同列なんですよね。子供がいます、と言った瞬間に「じゃあ、働ける時間はxx時〜xx時ですか?」「ミーティングは何時まで可能ですか?」という質問に結びつかないというか、別にそれによってジャッジをされそうな危機感もないです。『ワーママ』として何かを超えなければならない、みたいなのはなくて、シンプルに、私が必要とされている仕事をキチンとやればいい、と感じることができます。ワーママをワーママたらしめているのは周囲の環境だったんだんだな、と悟りました。

 

逆に気を配ってもらえずに苦労したりはしないですか?

こちらから求めれば気を遣ってもらえますし、ミーティングは16時以降は入れないようにしてくれたり、夜だと家事があって時間が取れないこともあるので、ランチミーティングにしてくれたりとか、そういう形でさりげなく気を遣ってくれます。

 

セルフコントロールできる人には最高の環境!

スマートドライブはフルフレックスで労働時間の拘束が緩いですし、社員に委ねられている裁量が大きですが、その点はいかがですか?

そうですね。私は、たとえ1日8時間労働と決められても、8時間も連続して集中し続けることができないんです。その点、スマートドライブは自分のペースで休憩とったり、ちょっと抜けて家事を済ませることもできます。遅れた分はあとで巻き返すことは前提ですが、色々な働き方の選択ができるというのはすごくありがたいですね。

労働時間では誰も評価していないので、しっかりとスピーディーにアウトプットを出して行く必要はあります。必要なアウトプットを出していれば過干渉されず、自由に働けるのはすごくいいですね。

こういった環境だからこそ、注意しなければならないこともあります。自分の出したアウトプットをちゃんと意識し、責任をしっかりと持つこと。そして、過干渉しないがゆえに、チームメンバーがやっていることをキャッチできていないと、勝手に何かが進んでいたりするので、ちょっとやりすぎかなと思うくらい普段の何気ないコミュニケーションの量を増やすようにしています。

 

最後にスマートドライブ のおすすめのポイントを教えてください。

とにかく自立して、自分で自分をコントロールできる人であるならば最高の環境だと思います。逆に誰かにしっかりとマネジメントしてほしいというタイプであれば、正直おすすめしないです。自分で働き方をコントロールし、周囲との連携も行い、自分から動くことができればこれ以上いいか会社はないと思います。

また、スペシャリティーがないといけないと、特に若い世代の方は思っているかもしれませんが、何かのスペシャリストでなくても受け入れてもらえて働きやすい環境だと思います。

関連記事

TOP