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【サステナビリティの取り組み】脱炭素・カーボンニュートラルをテーマに実施したMobility Transformation 2023を振り返る

2023年9月26日、2年ぶりとなるMobility Transformation を開催しました。100年に一度の大変革期にあるモビリティ業界において、切っても切れないのが脱炭素、カーボンニュートラルというテーマと向き合うことです。今回は中心となってイベント運営を担当した元マーケティング部(現事業開発部)山﨑裕一が、「Mobility Transformation 2023」を振り返ります。

 

Mobility Transformation(モビリティ・トランスフォーメーション)とは

Mobility Transformationとは、2019年よりスマートドライブが主催するカンファレンスの名称です。私たちがビジョンとして掲げる「移動の進化」に挑戦する企業・ヒトが集まり、業界の垣根を超えてさまざまな取り組みを共有したり議論するための機会を、カンファレンス形式で提供しています。私自身も、スマートドライブへの入社前から大規模なイベントとして認知していました。今回、自身が中心となりイベント運営に携わったことで、多くの学びと気づきを得る機会となりました。

 

Mobility Transformation 2023は、「脱炭素社会の実現に向けたモビリティの未来」という具体的なテーマを掲げ、オンラインカンファレンスとリアル交流会の2本立てとし、スマートドライブとして初となるハイブリッド型のイベント企画にしました。

 

新型コロナウイルス感染症の蔓延やグロース市場への上場などを経て、2年ぶり、4度目の開催となったMobility Transformation。スマートドライブでは、交通事故の削減や酒気帯び運転の撲滅、そしてデジタルツールを活用した人手不足の解消から、カーボンニュートラルに向けたEVシフトの推進に至るまで、社会課題解決の一助となるサービスを提供しています。そのため、わたしたちが中心となってあらゆるパートナー企業様と手を取り合い、積極的に発信していくことに意義があると考えています。加えて、会社として上場したこともあり、改めてスマートドライブが考える未来について、より積極的に発信していく必要があると考えるようになりました。その集大成とも言える企画が、Mobility Transformation 2023です。

イベント実施時はマーケティング部に所属、現在は事業開発に従事している山﨑裕一。

Mobility Transformationに携わって

印象に残っていることの一つとして、代表の北川と一緒にスポンサー企業様の募集に奔走(ほんそう)したことです。代表と一緒に業務ができるというのは、ベンチャー企業ならではの醍醐味ですし、非常にエキサイティングな経験でした。お話させていただいた企業数は50社ほどですが、多くの企業様がポジティブな姿勢を示してくださり、イベント開催の意義を改めて実感しました。スケジュールや予算などの兼ね合いもあり、協賛・登壇企業様の数に限りはございましたが、皆さまから温かい支援の言葉を頂戴し、「必ず成功させる」という思いで最後まで走り抜けることができました。

協賛・登壇いただいたみなさまは、日頃からスマートドライブを応援してくださっていますし、今後の事業成長にも大きな期待を寄せてくださっています。心から嬉しい気持ちとともに、私たちが目指す世界観の実現に向けて、さらなる事業拡大に力を注いでいこうという熱意がより一層増していきました。

カンファレンス冒頭の挨拶をする、当社代表北川の挨拶の様子。

企業として、人として、環境問題と向き合っていきたい

オンラインカンファレンスのセッションでも触れましたが、世界的に見ても、日本はカーボンニュートラルとEVシフトの流れに大きな遅れを取っています。長期的な視点になりますが、子や孫の世代に持続可能な未来を残すことが私たち世代の責務ですから、スマートドライブはもちろん、私個人としてもこの課題に対して主体的に向き合い、事業を通じて、脱炭素化推進に向けた一助となる取り組みを続けていきたいと思います。

私自身は現在、EVシフトパッケージの販売促進とマーケティングに携わっており、EVシフトを検討している企業様にスマートドライブのデバイスを提供して走行データを取得し、実働データをもとに今すぐEVへ切り替えられる車両を分析し、EVリースの手配から充電器設置業者のご紹介まで、総合的なソリューションをご提供しています。

現在、製造業を中心に温室効果ガス(GHG)の排出量を算出・可視化する動き――CO2の排出量を開示していく動きが活発化しています。事業者が排出するGHG排出量はScope1〜3まで細かく分類されており、データの可視化→精緻化→削減というステップで各社が取り組まれています。スマートドライブでは、走行データの可視化、精緻化、分析を得意な領域としていますし、EVへの切り替えもご支援していますので、今後さらにCO2削減・脱炭素化に向けて、当社として寄与できる領域も多いと考えています。

EVシフトなどのトピックに対して、業界をリードするリーダーの皆様からお話をいただきました。

 

Mobility Transformationは、スマートドライブだからこそ実現できるイベント

イベント終了後、登壇者さまから「非常に意義のある良いイベントに参加できてよかった」「新たなつながりを作ることができた」など、感謝の声を多く頂戴いたしました。また、視聴者さまからも、「他のイベントにはない貴重な対談を観ることができた」「国内のEV市場の現状について具体的に理解し、考えるきっかけを得ることができた」「対談者の本音が聞けて面白かった」など、環境問題への関心が高いとわかるコメントを数多く頂戴しました。

今回のイベントを通じて、改めてスマートドライブのようなベンチャー企業と大企業が互いの強みを持ち寄って共創し、議論し、新たな未来を切り拓いていくことが非常に重要であると感じました。当社としては今後も続けていくべきイベントですし、さまざまな業界・企業を巻き込んでつなぎ合わせていくのは、当社だからこそできるとと考えています。これからもMobility Transformationとスマートドライブにご期待ください…!

オフライン開催となった交流会では、登壇者・協賛企業の一部の方と一般の応募者が参加しました。

 

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