スマートドライブは、2013年の創業以来、一貫して移動という分野からの社会貢献を目的に、その進化を後押ししてまいりました。サステナビリティに関わる取り組みにおいても、私たちにしかできない価値提供を“後押し”という形で追求しています。
本レポートでは、今回で4回目となった玉川大学観光学部・小林等准教授の講義「観光産業とテクノロジー」にマーケティング部が参加した様子をご紹介。
(前回までの様子:第2回、第3回)
情報の溢れる世界とどう向き合うか、
広報PRを活用した観光関連の事例紹介などをレクチャー
3回の授業がセットになった講義で、グループアクティビティを活性化
前回と同様、1回目の授業でレクチャー&課題提示、2回目は中間報告会、3回目に課題に対するプレゼンテーションというパッケージの講義。発表前の段階で課題へのアプローチやそのソリューションの方向性を見直す中間報告を行うことで、プレゼンテーションに向けてチーム内で共通理解を持って取り組めることを目指しました。
第1回目の授業では、まず、メディアの多様化、インターネットの普及による情報の洪水が起こるなか、メディア・情報とどう向き合うべきか、観光業界における広報PRの重要性を実際の事例をベースにご紹介。続いて、移動データを活用したソリューションを提供する当社が、どのような広報活動を行っているかをお伝えしました。授業の最後に、「データを活用してオーバーツーリズムの解決策を考えよ」という課題を提示して、7つのグループがそれぞれの問題意識からデータを活用したソリューションの提案に向けてチーム活動に入りました。
今回のテーマは「オーバーツーリズム」
課題を解決するため、7チームがグループワークを実施。
第2回目の中間報告会では、それぞれのチームが取り組んでいるプレゼンテーションの進行状況を報告していただきました。報告後に想定するべき事案や参考にすべき他の事例などが講師からインプット、アドバイスされましたが、まさに現在進行中の課題である『オーバーツーリズム』に対して、学生ならではの視点とアイデアは目を見張るものがありました。中間報告会を通じて、各チームが準備を加速させていくのが感じられました。
視点も違えば解決策もさまざま。
7チーム十人十色の発表。
各チームがそれぞれのソリューションを発表!各チームが特色に溢れた発表を実施。
第1回目の講義から約2か月半、11チームによるプレゼンテーションが行われました。小林准教授に加えて、当社のマーケティング部のメンバー4人も参加し、各チームからの発表、質疑応答、講評がそれぞれのプレゼンテーションに対して行われました。
取り組む地域や、向き合うオーバーツーリズムによる課題も様々。データの活用やその解決方法も7チームで全く違うものになりました。手探り状態ながらも、向き合ってきた課題とその解決に向けて考えたソリューションの発表に、講師も学生も釘付けとなりました。
私たちが大切にしているのは、
「人」そのもの
当社は、移動データを活用した事業・サービスを通して、事故の削減や環境の保全などへの貢献を目指していますが、大切にしているのは「人」そのものです。学生の取り組みに対して質問や講評をする形での参加ではありますが、決して一方通行の学びではなく、我々チームメンバーも多くの学びを得ることができています。
今後も、学校やスポーツなどへの支援活動を積極的に推進していきます。
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