クラウド型車両管理システム「SmartDrive Fleet」の主力機能の一つである「安全運転スコア」。その指標が今、劇的な進化を遂げようとしています。
※新安全運転スコアは、お客様の状況に合わせてご案内しております。
このプロジェクトの舵を取ったのは、データアナリストの臼井遼介さん。彼は、スマートドライブにとって特別な存在です。2026年4月に「新卒一括採用の一期生」の入社を控える中、2021年にインターンからそのまま正社員となった彼は、社内で「元祖・新卒一期生」と呼ばれています。
※新卒入社式のムービーはコチラから。
代表以外は全員中途採用組で、「新卒」を採用して育てるという環境がまだ十二分に整っている訳では無かった時から、会社の変化とお客様の横顔を見つめ続けてきた臼井さん。現場の泥臭さと、データの冷徹さ。その両端を知る彼だからこそ辿り着けた、新しいスコアの正体とは?!
営業サポートからIS、そしてデータへ。「元祖・新卒一期生」が歩んだ、型なき道のり
「元祖・新卒一期生」として、今年で6年目ですね。当時はまだ新卒の受け入れ体制も整っていなかったのでは?
臼井:今のように決まった研修があったわけではなく、とにかく現場に飛び込む毎日でした。最初は営業サポートやインサイドセールス(IS)からスタートして、電話をかけたり、資料を作ったり。
でも、あの「とにかく現場を這いずり回った経験」が、今の私の血肉になっている気がします。データだけを見ていると、どうしても数字を「正しいもの」として扱いがちですが、私はまず「この数字に、現場のドライバーさんは納得してくれるか?」という疑いから入る。それは、お客様の生の声に揉まれたあの数年間があったからこそ持てると考えています。
※インターン時代の臼井さんインタビューはコチラから。

「なぜこの点数?」現場の叫びに、データで答えを出したかった
今回、安全運転スコアをゼロから作り直そうと思ったのは、どのような背景があったのでしょうか?
臼井: カスタマーサクセス(CS)のメンバーを通じて聞く、現場の声がきっかけでした。「なぜこの点数なのか、ドライバーさんに説明しきれない時がある」「急操作が出ないよう気をつけているにも関わらず、思ったような点数が出ない」という声をいただくことがありました。
これまでのスコアは、いわば「減点方式」の側面がより強かったんです。でも、ドライバーさんの中にはプライドを持ってハンドルを握っている人もいます。改善のヒントが見えないスコアは、ただの「監視」になってしまう点も否めない。インターンの頃から会社を見てきて、この課題をどうしてもデータで解決したかったんです。
評価の柱は「運転操作」「急加減速」「速度超過」。頑張りが報われる仕組みへ
開発には1年以上を費やしたと聞きました。具体的にどのようなアップデートを行ったのですか?
臼井: 新しいスコアでは、評価の軸を「運転操作スコア」「急加減速スコア」「速度超過スコア」の3つに整理しました。
単に「危ない挙動がなかったか」を測るのではなく、それぞれの挙動を多角的に解析することで、より実態に近い評価ができるようにしています。
より多角的な評価になることで、ドライバーの納得感も変わりますか?
臼井: そうなることを期待しています。スコアを「裁くための道具」から「安全を育てる指標」に変えたかった。基準を明確にし、何をすればスコアが上がるのかを可視化することで、ドライバー自らが「今日は良い運転ができた」と実感できる仕組みを目指しました。
データの裏側にある「業務の文脈」を読み解く面白さ
データアナリストとして、走行データを扱う醍醐味はどこにありますか?
臼井:数字の羅列の向こう側に、その人の「仕事」が見える瞬間です。営業車なのか、配送車なのか。業務の文脈によって、データの意味は全く変わります。その文脈を読み解き、いかに顧客のビジネス価値に直結するアウトプットが出せるか。
今回の新安全運転スコアも、リリースして終わりではありません。実際に運用が始まって出てきたフィードバックを元に、今も微調整を繰り返している最中です。

誰もが誇れるプロダクトチームへ
最後に、今後の展望を教えてください。
臼井:スマートドライブには、面白い知見を持ったメンバーが沢山います。今後は、私たちが向き合っている技術的な面白さや、データ活用の可能性をもっと外に発信していければなと思いますし、来年入ってくる「新卒一期生」たちが、自信を持てるチームでありたいです。外部に向けた発信や採用イベントなどを通じて、私たちの「熱量」を可視化していくことも考えています。
編集後記
スマートドライブの「新卒」という道を切り拓いてきた臼井さん。彼が今回作り上げたのは、緻密なデータ分析と、現場への温かな眼差しが同居する、彼自身のような新しい安全運転スコアでした。
そんな「理論派」の彼ですが、実は社内イベントでは別の顔も。大学4年間のサークル活動で磨き抜いたマジックの腕前を披露し、場を沸かせてくれるエンターテイナーでもあります。2023年の10周年記念パーティーでは、社員とその家族200人近くを前にいくつもマジックを披露し、大いに会場を盛り上げました。
鮮やかな手つきで周囲を驚かせるエンターテイナーの顔と、データの裏側にある真実を読み解くアナリストの顔。多才な「元祖・新卒一期生」が、26年4月、新しい仲間を迎える日を誰よりも楽しみに待っています。


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