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オフラインとオンラインをつなぐハイブリッドマーケター ~ キャリアの掛け合わせで価値を生み出す ~

2023年1月に入社し、展示会担当を経て現在は広告担当をしている飯島さんに、これまでのキャリアや入社経緯、業務の内容、そしてスマートドライブで働くことの魅力について伺いました。

Q:管理栄養士の道から、どのようにしてスマートドライブに転職されたのですか?

飯島:管理栄養士の資格を持っていて、元々はヘルスケア業界を志望していました。高校時代に野球部で経験したことからスポーツ栄養に興味を持ち、大学で管理栄養士の勉強をしていたんです。ただ、病院実習で「病気になってからでは遅い」という現実を目の当たりにして、「未然に防ぐこと」の重要性に気づきました。

卒業後はヘルステックのベンチャーに入社し、パーソナルジム事業など様々な部署を経験しました。ただ、「これが自分の専門だ」と胸を張って言えるものが欲しくて。そこで、元々関心のあったマーケティング領域に軸を定め、スマートドライブに転職しました。

Q:スマートドライブで最初に担当されたのは展示会業務だったそうですね。どのような苦労がありましたか?

飯島:2023年1月にスマートドライブに入社して、最初に任されたのが展示会業務でした。展示会では、それぞれの専門領域を持つメンバーが、各部門から集まって運営する体制だったんです。新参者として、年上のベテランメンバーに指示を出すのは、すごく大変でした。

最初は本当に苦労しました。でも、業務外でも積極的に話すようにして、信頼関係を築けたと思います。展示会で一日頑張った後には、参加メンバーで飲みに行ったりもしました。

ブースの場所選びから、来場者の動線設計、目標のリード獲得数まで、すべてに仮説と検証が求められました。さらに「もし展示会が失敗したら、今月の目標数字が未達になる」というプレッシャーもありました。それでも、自分で高い目標を設定して、達成することにこだわりました。

Q:その後、広告運用を担当されるようになったそうですが、どのようなスタートでしたか?

飯島:1年半、展示会を担当した後、広告運用のポジションになりました。全く未知の世界で、最初は「何が分かっていないかも分からない」状態でした。

現在は、検索連動型広告を中心に、キーワード選定、予算調整、広告文やランディングページの改善などを担当しています。毎日、細かな数値管理と検証、そして仮説を立てて考えることが求められています。

1年かけて、ようやく“点と点が線でつながる”ようになってきたと感じています。広告経由で弊社のサービスを知って、利用を開始されるお客様の割合は、会社の営業数字の中でも大きな割合を占めているので、責任の重さと同時にやりがいを強く感じています。

Q:オフラインの展示会での経験は、オンライン広告にどのように活かされていますか?

飯島:展示会で直接お客様と話した経験は、オンライン広告にもかなり活かされています。展示会では、「アルコールチェックの徹底した実施」といった具体的な話から、お客様がどこに興味を持っているのかを肌で感じることができました。そのリアルな感覚が、広告文やランディングページの改善につながっています。

Q:スマートドライブの魅力について教えてください。

飯島:マーケティングチームは、年齢もバックグラウンドも様々です。業務は分担されていますが、毎朝のミーティングや、ちょっとした会話からも学べることが多いです。気軽に助け合える関係性はありがたいですね。

入社して約3年経ちましたが、入社当時は自分が広告運用を担当するなんて微塵も思っていませんでした。スマートドライブの魅力は、「やってみたい」と言えば任せてもらえること、そして「これやってみませんか」と声をかけてもらえることだと思います。役割が固定されず、自分の可能性を広げられる会社です。

Q:今後、どのような目標を持っていらっしゃいますか?

飯島:今後は、広告運用を“自分のもの”にした上で、マーケティング以外の領域のボトルネックにも踏み込んで解決できる存在になりたいです。

編集後記

飯島さんが入社して間もないある日、オフィスで「飯島P!」と呼びかける声が聞こえた。「P」は「プロデューサー」の略。展示会という現場で、慣れないながらも一生懸命に采配を奮う飯島さんの姿に、周囲が自然とそう呼び始めたのだという。

どう立ち回るべきか模索しながらも、着実に信頼を築き、現場を動かし、成果を生み出していく──その様子はまさに“現場プロデューサー”そのものだった。

「広告運用ができます」と言える人は多い。でも、「展示会も、広告も、どちらも経験し、成果を出しています」と胸を張って言える人は、そう多くはない。

オフラインとオンライン、泥臭さとロジック、体感と分析。その両輪を持つハイブリッド人材として、飯島さんが“広告領域のP”と呼ばれる日も、きっと遠くはない。

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